2006年の旧福天1市3町合併による新しい福知山市の発足10周年記念式典が1日、市役所横のハピネスふくちやまホールで開かれた。関係者約300人が出席して節目を祝い合った。
式典には、行政、各種団体の代表者らが出席。近隣自治体の首長のほか、衆議院議員の谷垣禎一自民党幹事長、姉妹都市の島原市から市長代理の柴崎博文副市長、友好都市の静岡県小山町の込山正秀町長らも駆け付けた。
あいさつに立った松山正治市長は、平成の大合併で誕生した新市の歩みを振り返り、三和で工業団地誘致促進、夜久野での小中一貫校開設、大江での国定公園指定、旧市域で図書館を核にした市民交流プラザの開館などの事業を取り上げた。
そのうえで「財政基盤を強化しなければいけない状況の中でも市民の期待は待ったなし。旧1市3町の一体感に向けた事業を進めてきた」と話した。
さらに、10年の節目を迎えられたことには多くの市民の力があったからと感謝して「合併11年目は新たなスタートライン。次の10年へ人と地域、夢と希望をつなぐ架け橋の年にしたい。市民と行政が一体となって更なる飛躍を」と力を込めた。
このほか、地元高校生らのステージ発表、このほど完成した10周年記念DVDの上映などがあった。
写真=新市10周年の記念式典が開かれた
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