国鉄色特急381系車両のJR福知山線、山陰線での定期運行が30日で終了し、バトンタッチする289系車両の運用開始イベントが、31日午前7時30分から福知山駅であった。
289系の最初の便「きのさき6号」(福知山発京都行き)がホームに入ると、運転士に花束が贈られ、石岶駅長の合図で出発した。
投入された289系は、2001年にデビューし、北陸本線などを走る特急「しらさぎ」に使われていた683系を改造した。
先頭車両は、流線形状をした非貫通型(連結時に通り抜け不可)と貫通型(通り抜けが可能)の2タイプがある。洋式トイレ、多目的室などを備える。
今回の置き換えで、福知山支社管内を走るJRの特急は、11年に投入された新造の287系車両と、今回投入の289系車両の2種類の体制となった。いずれも白を基調とした車両となっている。
写真=京都に向かう289系を見送る鉄道ファンら(31日午前7時43分)
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