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両丹日日新聞2015年10月30日のニュース

漆を育てる人たちの作品展 ぎゃらりー京町で開幕

1030urusi.jpg 漆の木の植栽などを通じて丹波漆の振興に努めている人たちによる「第4回丹波のうるし作品展」が、30日から福知山市京町、ぎゃらりー京町で始まった。11月3日までで時間は午前10時から午後5時まで。無料。

 市文化遺産活用活性化文化事業の一つで、文化庁芸術振興費補助金を受けての取り組み。漆を採取する漆掻き職人や、丹波漆に魅せられた作家たち17人と京都漆器青年会、府仏具協同組合青年会が出展している。

 伝統的な木の盆、茶器をはじめ、紙や布、牛皮、真綿を素材にしたアート、空き缶や貝殻に漆を塗った意欲作など様々な作品がそろった。それぞれの技法や施された工夫について、希望者には市やくの木と漆の館の職員らが解説をし、漆への興味を深めてもらっている。
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■夜久野でも開催 最終日に植樹祭■

 福知山での開催に先立ち、16日から19日にかけて京都市中京区の京都芸術センターで開き、好評だった。

 この後、11月6日から15日までは夜久野高原の道の駅農匠の郷内、やくの木と漆の館で開催。最終の15日には「うえるかむまつり−漆の植樹祭」として、午前9時30分から1時間の予定でキーホルダーづくりの体験会がある。1千円(小学生以下500円)。引き続き11時からは梅谷の植栽地で漆の苗木を植樹する。1千円(小学生以下無料)。ともに前日までに予約がいる。

 申し込みと問い合わせは木と漆の館、電話0773(38)9226。


写真=様々な漆塗り作品が並んだ

    

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