鬼伝説のまち福知山市大江町の秋を彩る第34回大江山酒呑童子祭り(実行委員会主催)が25日午前10時から、河守の京都丹後鉄道大江駅周辺をメーン会場に開かれる。鬼武者行列や鬼芸能披露などがにぎやかに繰り広げられる。
大江駅裏駐車場のメーン会場と佛性寺の大江山酒呑童子の里のサブ会場で開催する。
メーン会場では特設ステージで梅花女子大学のチアリーディングや京都橘高校吹奏楽部のマーチングドリル、地元のげん鬼保育園児の遊戯、府立大江高校ビッグインレットジャズバンドの演奏などがある。
毎年恒例の全国伝統鬼芸能は、酒呑童子の生誕地とされる新潟県燕市分水地区の「分水太鼓」。1989年に地元の祭り好きの人たちが集まって発足し、地域に根差した演奏を各地で披露している。
昨年11月には新潟市内で開いた結成25周年コンサートで募金を行い、集まった浄財を豪雨災害に遭った福知山市に贈っている。初参加となる酒呑童子祭りでは、童子が都の悪政を正すため活躍する姿を表現した曲などを演奏する。
鬼武者行列は午後0時15分から、酒呑童子や源頼光、坂田金時、姫らに扮した一行が祭り会場周辺を練り歩き、ステージで口上を述べる。
このほか鬼にちなんだゲームや健康まつり、衣料品販売などの鬼面まつりも催される。
酒呑童子の里では、午前10時から日本の鬼の交流博物館周辺で大江山ブックフェア、11時から大江山鬼検定がある。
写真=恒例の全国伝統鬼芸能では、燕市の分水太鼓が披露される
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