人口や世帯数を調べる国勢調査で、「調査票を郵送したのに、提出されていないことになっている」という問い合わせが、福知山市に数十件寄せられていたことが分かった。これらは10月初旬の郵送分に集中。原因は判明しており、調査票の紛失などではないという。
紙の調査票は、調査員の訪問か郵送で回収することになっているが、回答期間はすでに終了。現在は回答がなかった世帯に対し、調査員が催促にまわっている。
そのなかで「すでに郵送した」とする世帯があり、これらの郵送日が10月初旬に集中していたことから、この時期の調査票のデータが反映されていない可能性があるとみて、市が京都府などに状況を確認した。
京都府によると、国の委託業者がデータ入力などを受け持っており、封筒に汚れがあってバーコードの情報が読み取れなかったり、調査票に記入もれなどがあったりした場合、調査票の反映が遅れることがあるという。
また10月初旬から繁忙期に入ったため、データの反映がさらに遅れ、それが食い違う原因になった。現在、この状況は解消されており、個人情報の流出もないという。
[PR]
株式会社両丹日日新聞社 〒620-0055 京都府福知山市篠尾新町1-99 TEL0773-22-2688 FAX0773-22-3232
著作権
このホームページに使用している記事、写真、図版はすべて株式会社両丹日日新聞社、もしくは情報提供者が著作権を有しています。
全部または一部を原文もしくは加工して利用される場合は、商用、非商用の別、また媒体を問わず、必ず事前に両丹日日新聞社へご連絡下さい。