福知山市が主催する戦没者追悼式が15日、中ノの市厚生会館で行われた。戦後70年となる節目の年に、約360人の参列者たちは、戦争で命を落とした3500人余の冥福を祈り、不戦の誓いを新たにした。
壇上はたくさんの白と黄のキクで飾られ、中央には戦没者追悼の標が立ち、安置された戦没者名簿を前に、全員で黙とうをささげた。
松山正治市長は式辞で「現在の平和と繁栄は、多くの人たちの尊い命の上に築かれていることを、決して忘れてはなりません。恒久平和の実現に向け、市としても取り組みを進め、戦争の悲惨さや平和の尊さを、次の世代に受け継いでいきたい」と決意を述べた。
遺族代表や来賓による追悼の辞が捧げられたあと、献花。それぞれが二度と戦争の悲劇を繰り返さないことや、恒久平和の実現を願って花を手向けた。
写真=戦没者に黙とうを捧げた
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