きょう8日は、二十四節気の一つで秋が深まるころとされる「寒露」。これに合わせ、福知山市猪崎の三段池公園では、松を害虫から守る「こも巻き」が行われた。
松枯れの原因となるマツカレハの幼虫などが、幹に巻いたこもにもぐって越冬する習性を利用した駆除方法。寒露の日あたりに毎年行っており、この時期の風物詩になっている。
作業は、市都市緑化協会(岩城一洋理事長)から委託された市シルバー人材センターの5人が実施。午前9時から始め、わらで編んだこもを手際よく巻き付けていた。
今年は公園内にある約1850本のアカマツのうち、約100本に巻き、午前中に作業を終了した。3月初旬に取り外し、害虫が活動を始める前に、こもごと焼却する。
写真=丁寧にこもを巻き付けていった(8日午前9時15分ごろ)
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