福知山市駅南町、聖テレジア幼稚園(加藤彰子園長、139人)の年長組園児が28日、東堀の田んぼで自分たちが育てた稲の脱穀をした。足踏み脱穀機を使い、昔ながらの農法で作業に励んだ。
年長組園児は、農業の大変さを知るため、毎年米作りに取り組んでいて、今年は51人がもみ種からキヌヒカリの苗を育て、田植え、稲刈り、脱穀までを体験した。
園所有の2台の脱穀機を使用。園児たちが父母らに手を添えてもらい、稲の束を持って回転する歯の部分に当てると、勢いよくもみが飛び散った。
初めての体験に尻込みする園児もいたが、何回もするうちに慣れ、手際良く作業する子の姿も見られた。もみとわらくずなどを風圧で分ける唐箕という道具での作業もした。
とれた米は精米してもらい、11月に開く収穫祭でおにぎりにして食べたり、白米の状態で園の近所の人に配ったりする。
■来月11日に運動会■
同園は10月11日午前9時から、猪崎の三段池公園自由広場で運動会を開く。一般の人たちの観覧を呼びかけている。
写真=足踏み脱穀機での作業を体験する園児
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