福知山市土の建設業、HASI HAUS(ハシハウス・橋本工業)がこのほど、ネパールの子どもたちに届ける靴や学用品などの提供を広く呼びかけたところ、市民からたくさんの物資が寄せられた。集まった靴などは10月に支援グループによって現地に届けられる。
ハシハウスは、市民有志でつくる「ネパール・ムスタンの子どもたちを支援する福知山の会」(小滝篤夫会長)が現地に学用品などを贈り続けている活動に賛同し、8月20日から1カ月間、中古の子ども靴などの提供を呼びかけた。
これに応えて、靴162足、鉛筆1030本、リコーダー4本が寄せられた。靴は赤ちゃんから大人のサイズまであり、運動靴のほか長靴なども集まった。
ハシハウスの橋本良一社長は「たくさんの物資を提供していただいて、本当にありがたかった」と感謝していた。
福知山の会では10月12日から1週間、ネパールを訪れる予定で、小滝会長は「ご協力ありがとうございました。ネパールは4月25日に大地震の被害を受け、いまだに復興、復旧の道は遠い状況で、長期の援助が必要です。物資はネパール奥地のジョムソンへ届けたい」と話している。
写真=市民からの多くの提供を喜ぶ小滝会長(左)と橋本社長
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