スイーツのまち・福知山をＰＲするメーンイベント、丹波福知山スイーツフェスティバル（実行委員会主催）が27日、福知山市中ノの市厚生会館で開かれた。市内を中心としたスイーツ提供店29店舗がブースを構え、会場は甘党らが多数来場した。

　菓子パン、プリン、ケーキ、アイス、せんべい、まんじゅうなど和洋菓子がいっぱい並べられた会場には、若者や親子連れ、高齢者ら老若男女が訪れた。オープン直後は来場者で大にぎわい。買い求めたものを、用意された椅子に座ってさっそく味わっていた。

　専門の店舗以外に、福知山高校、同三和分校、福知山淑徳高校、成美大学短期大学部の生徒や学生が、オリジナルスイーツを販売。行列ができたり、わずか15分で完売するなど人気を集めた。

　来場者は「楽しい催しをしたら、福知山でも人がたくさん来るんやなあと話していたところです」と言い、甘いものがそれほど好きではないという女性も「どういうものがあるのか見に来ました」と興味を示していた。

　会場では「福知山茶のおいしい淹れ方教室」やお茶席などもあった。また会場周辺の広小路通りでは商店街による秋マルシェが開かれ、当日限定店舗もオープンしてにぎわった。


写真＝大勢の人でにぎわう会場