高校生の就職選考試験解禁を16日に控え、福知山西南ロータリークラブ(日下英明会長)は13日、福知山市駅前町の市民交流プラザふくちやまで、市内の3年生を対象にした模擬面接体験会を開いた。昨年実施したところ好評で、今年は参加者が1・8倍に増え、市内2校の48人が、間もなく始まる就活へ向けて気持ちを引き締めた。
社会奉仕活動の一環で、昨年に17年ぶりに開催して26人が参加した。参加者全員が内定を得るなど好評で、今年も取り組んだ。
企業経営者らロータリークラブの会員が2人1組で面接官を務め、一人ずつ模擬面接をした。
高校生たちは姿勢を正し、志望動機や自分の長所などを伝えた。終了後には面接官が「もう少し大きな声を出したほうが緊張も取れていい」「よく会社のことを調べているけれど、自分の言葉でまとめると、もっと伝わるはず」などとアドバイスした。
面接会前のセミナーでは、旅行会社・JTB人材育成担当部長の宮崎康成さんが、面接時のポイントを解説した。
日下会長は「いかに自分の良さを伝えるかが大切です。仮にきょう失敗してもいい。模擬面接を就職に結びつけてくれたらうれしい」と高校生たちにエールを送った。
印刷業界を目指す福知山成美高校の稲次竜我君は「模擬面接は緊張しましたが、きょうの経験を役立てたい」と話していた。
写真=姿勢を正して模擬面接に臨んだ
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