和歌山県で9月26日から開かれる第70回国民体育大会(2015紀の国わかやま国体)に、福知山市の社会人軟式野球チーム、SECカーボンが京都府代表として出場する。府予選、近畿ブロック大会を勝ち抜き、出場を決めた。
4月と5月に開かれた府予選は21チームが出場。SECは京都軟式野球連盟の強化チームのため準決勝からの参戦となり、佐川印刷を2―1で破った。決勝はスーパードラゴンズに7―5で勝ち、府代表になった。
近畿ブロック大会は、15、16両日に大阪市内で開かれ、国体開催地の和歌山を除く、京都、大阪、奈良、兵庫、滋賀の5チームが、3つの出場枠を競った。
佐川印刷から選手2人を補強して臨んだSECは、滋賀代表の青樹会病院と対戦。中盤まで2―1とリードし、7回には1死満塁から打線がつながり、4点を追加した。
先発の山内が7回まで1点で抑え、8、9回は三宅、黒川の継投。無失策の固い守りを見せ、チーム一丸となって、6―2で勝利し、国体出場を決めた。
近畿からは和歌山、京都、奈良と、敗者戦を勝ち上がった滋賀が出場する。
■10月2日から田辺市内などで■
国体の軟式野球競技(成年男子)は10月2日から5日まで、田辺市内などで開催。これを前にSECは9月11日から三重県で開かれる天皇賜杯に出場し、連覇を狙う。
SECの林田雅紀監督は「チーム全員でまず天皇賜杯、そして国体での栄冠を目指したい」と話している。
写真=国体出場を喜ぶメンバーたち
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