福知山市上紺屋町に本部を置く総合小売業「さとう」(佐藤総二郎社長)のさとうグループは、自社パン工場「デリシャスセンター」を、長田野町から東野町に移転し稼働させた。製造能力は従来の約3・5倍になり、商品の一層の充実、今後の出店拡大にも対応できる態勢を整えた。
デリシャスセンターは、01年に長田野町の同社総合物流センター内に開設し、自社ブランドの「パンクック」製品などを製造。供給店舗数は11年に約30店舗だったものが現在は約60店舗まで拡大し、旧センターの製造能力の限界に迫っていた。
新工場は、フレッシュバザール福知山東野パーク店横の空き工場を賃借して大規模改修した。鉄骨造り平屋建て延べ床面積1726平方メートルで、加工エリアは旧センターの約4・5倍を確保する。
一日あたりの最大製造数は、焼成パンが旧センターの2倍の1万袋。ドーナツ(一日あたり最大7千個)の製造にも新たに取り組み、近くサンドイッチ(同2千個)も加える計画。供給店舗は最大100店舗まで対応できる。
新工場は年中無休で24時間稼働する。
写真=東野町に移転し機能拡充した新デリシャスセンター
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