福知山市喜多の有町子さん(77)方の畑で、たくさんのヒョウタンの実がなっている。毎年栽培していて、今年はビッグな「特大ヒョウタン」が次々と実っている。
喜多などの三岳地区は1993年から、住民たちがこぞってヒョウタンを栽培。愛好会もでき、加工品作りが盛んに行われた。有さんも会に入り活動してきた。
その後、愛好会はなくなったが、有さんはそのまま栽培と加工を続けている。今年も種から育てた苗14本を4月28日に畑へ定植した。
つるをからませるための棚は幅6メートル、長さ25メートルの広さ。今では大ビョウタンや千成ビョウタン、百成ビョウタン、ミニなど6種類、約500個がぶらさがっている。
中でも特大ヒョウタンの成長が良く、約20個が育つ。一番大きなものは丈が73センチ、下部の胴回りが1・1メートルもあり、同形のものが10個ほど実る。
今月末から収穫する予定で、9月中ごろまで作業が続く。収穫した実は、乾燥させて着色したり透かし彫りにしたりするほか、焼きごてで絵を描く。
有さんは「今年は大きくて形の良い実がたくさんできました。加工品も良いものができそうです」と喜んでいる。
写真=特大ヒョウタンを眺める有さん
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