第35回ドッコイセフェスティバル(福知山踊振興会主催)が8日、福知山市厚生会館で開かれた。一般参加のドッコイセふれあいコンテスト、子どもたちが踊るジュニアドッコイセ、振興会の地方大演奏などがあり、会場が福知山踊り一色に染まった。
開会あいさつに立った振興会の田村卓巳会長は、盆の定番となっている広小路通りでの福知山踊りのルーツについて、日露戦争の戦勝祝いでみかん箱の上で踊ったことが始まりとする言い伝えを紹介し、脈々と受け継がれてきた歴史を振り返った。
今年のドッコイセフェスは、振興会が発足して35年の節目として実施。若い世代や大学の海外留学生らの参加が増えたことを喜び、「ドッコイセスピリットで福知山を元気に」と力を込めた。
振興会の地方(じかた)大演奏で幕開け。ジュニアドッコイセで小鳩保育園児、福知山淑徳高校生がそれぞれ踊りを披露した。
コンテストはこれまでもしてきたが、創立35周年記念としてフェスティバル創始者の故・松山栄美子さんの功績をたたえて「第1回松山先生記念」と改称した。初出場の3チームを含む計6チームが出演して、それぞれこの日のために練習してきた福知山踊りを見せた結果、「楽踊ばおばお」が最優秀賞に輝いた。
京丹後市の丹後小町踊り子隊、宮津おどり振興会も特別出演で駆け付けた。
コンテストの他の入賞チームは次の通り。
【敢闘賞】福知山市連合婦人会【チームワーク賞】こずえ【熟演賞】N’S WIND【努力賞】成美大留学生異文化体験の会、仲良しいとこチーム
写真=ジュニアドッコイセで練習してきた踊りを見せる福知山淑徳高校の生徒たち
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