住民たちを水害から守ってくれる堤防に感謝しようと、福知山堤防愛護会(谷垣均会長)は、福知山市内の音無瀬橋付近の由良川左岸河川敷で2日早朝に清掃活動をした。
約60年前から続いている取り組みで、毎年8月の第1日曜日に堤防の清掃をしている。例年8月15日に花火大会があったため、これを前に会場をきれいにする狙いもあったが、行われない今年も、市民を守る堤防に感謝する取り組みとして実施した。
愛護会を構成する市内の自治会の組長ら約600人が参加。午前6時から作業をした。鎌で草刈りをしたり、ごみを拾ったりして汗を流した。中には前日に河川敷に来て、草刈り機で大半の作業を済ませた自治会もあった。
約1時間の清掃で、あたりはすっきりとした。谷垣会長(67)は「たくさんの方々に来ていただき、きれいにしてもらいました。2年続けて水害があったので、今年は起きないように願っています」と話していた。
写真=朝の涼しいうちに作業を進める参加者たち
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