連日の猛暑。福知山市は2日午後に最高気温37・8度を記録した。うだるような暑さの中、市内の川2カ所でアユつかみのイベントがあり、市の温水プールでも水に親しむ催しが行われた。

■市街地流れる弘法川でアユつかみ■

　市街地の和久市町自治会（松本清孝自治会長、約380世帯）は、地元の川や公園でアユのつかみ取りとバーベキュー大会を開いた。自治会の親睦を深めるのが狙いで、老人会・和幸会、子ども会の協賛を得て実施した。

　水害などの際には助け合う必要があるため、幅広い世代が交流し普段から親睦を深められるようにと、昨年に引き続き催した。当初は7月26日に予定していたが、台風が接近するおそれがあったため、1週間延期して開いた。

　弘法川の約20メートル区間に網を張ってつかみ取り区間を設置。集合時間が近づくと、網とバケツを持った子どもたち約100人が集まり、開始を待った。

　ナイロン袋に入ったアユ100匹を川に放してつかみ取りの開始。子どもたちは網で追いかけたり手づかみしたりして川遊びを楽しんだ。

　アユつかみ用とは別に、バーベキュー会場にも冷凍アユ100匹を用意。つかまえたり用意したアユ、肉などでバーベキュー大会をし、子どもからお年寄りまで世代を超えて会話が弾み、盛り上がった。

■惇明公民館は由良川で■

　惇明地区公民館教養部が主催する夏恒例の催し「由良川で遊ぼう」は、音無瀬橋下の左岸であった。子どもたち約160人が参加して、アユのつかみ取りや塩焼きを味わい、楽しく過ごした。


写真＝川に入りアユを追いかける子どもたち