第19回全国高校女子硬式野球選手権大会は30日、丹波市の春日スタジアムで決勝戦があり、埼玉栄が駒沢学園(東京)女子を1−0で破り、2年ぶり6度目の優勝を果たした。丹波市など主催、両丹日日新聞社など後援。
埼玉栄は3回裏、1番海老の二塁打などで満塁としたあと、4番島の打席で、駒沢学園の主戦杉山の一塁へのけん制球がボークの判定。この1点が決勝点となった。
埼玉栄は主戦清水の粘投とバックの固い守りで、駒沢学園に点を与えず、接戦をものにした。
駒沢学園は、埼玉栄より多い6安打を放ち、2回と4回には三塁まで走者を進めたものの、あと一本が出ず涙をのんだ。
埼玉栄の佐藤樹璃主将(3年)は決勝を振り返り「投手のボークを誘うだけの圧力がかけられたと思う。勝ちたいというみんなの気持ちが、相手を上回ったのではないでしょうか。応援していただいたみなさんに喜びを伝えたい」と話していた。
斎藤賢明監督は「1点しか入らなかったが、みんないいバッティングをしてくれた。初戦から粘り強く、がまんして戦った。よくやったと褒めたい」と選手をたたえていた。
○決勝○
駒沢学園女子
0000000=0
001000x=1
埼玉栄
【駒】杉山−英
【埼】清水−佐藤
写真=優勝の喜びを爆発させる埼玉栄の選手たち
[PR]
株式会社両丹日日新聞社 〒620-0055 京都府福知山市篠尾新町1-99 TEL0773-22-2688 FAX0773-22-3232
著作権
このホームページに使用している記事、写真、図版はすべて株式会社両丹日日新聞社、もしくは情報提供者が著作権を有しています。
全部または一部を原文もしくは加工して利用される場合は、商用、非商用の別、また媒体を問わず、必ず事前に両丹日日新聞社へご連絡下さい。