太陽の日差しをさえぎるゴーヤによる「みどりのカーテン」の普及に努める福知山環境会議(田倉徹也代表)が、福知山市内でカーテンの実施率調査に取り組んでいる。初日には環境会議のメンバーとマスコットキャラクター「ゴーヤ先生」が旧市街地を回った。
ゴーヤはつる性植物で、窓際に植えることでカーテン状に育ち、家の中への日差しをさえぎる効果がある。環境会議では、福知山をみどりのカーテン実施率日本一のまちにするため、苗の配布や講習会などをしている。市内の昨年度の実施率は9・1%だった。
26日の初調査にはメンバー6人が参加し、中ノの御霊公園に集まったあと、広小路通り周辺を手分けして回った。ゴーヤを栽培している民家や商店など約120軒を訪れ、地図に印を付けていった。
広小路通りでは実施率が高く、調査を受けた菱屋町の芦田裕子さん(77)は「今年で栽培は2年目で、みどりのカーテンで屋内に涼しい風が入ってきます」と喜んでいた。
ゴーヤ先生は「肥料をしっかりやり、摘芯もされていて、パーフェクトだウリ」と評価していた。
調査は8月まで市内全域で行い、後日結果をまとめる。
写真=ゴーヤ先生も調査に加わり見て回った
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