第19回全国高校女子硬式野球選手権大会(丹波市、全国高校女子硬式野球連盟主催)が25日、兵庫県丹波市の春日スタジアムで開幕し、過去最多20チームによる熱戦が始まった。順調に試合が進めば、決勝は30日にある。両丹日日新聞社など後援。
午前8時30分から開会式があり、全20チームの選手たちが入場。昨年の大会で優勝した福知山成美の村松珠希主将が優勝旗を返還した。
このあと、大会会長の辻重五郎・丹波市長が「日ごろ厳しい練習の中で培ってきた技と根性、チームワークをグラウンドいっぱいに展開してほしい」と激励。また昨年8月の豪雨で地元・丹波市が被害に遭ったことにも触れ、「被災地で支援していただいた選手もおられ、心より感謝します」と述べた。
各チームの旗を持った選手がホームベース近くに集まり、その前で初出場の折尾愛真(福岡)の渡邉珠咲主将が選手宣誓。「丹波市は被災しましたが、多くの人たちに支えられ今があります。本当にありがとうございました。選手一同は素直な心と感謝の気持ちで、明るく笑顔でがむしゃらに、最後まで全力でプレーすることを誓います」と力強く述べた。
試合はトーナメント戦で、開会式後の第1試合で神村学園(鹿児島)−横山隼人(神奈川)の1回戦があり、第3試合では地元の福知山成美が開志学園女子(新潟)との1回戦に臨む。
成美の村松主将は「開志学園には春の大会の2回戦で負けているので、雪辱したい。これまでやってきたことを信じて、最後まであきらめずに頑張りたい」と決意を述べた。
写真=選手宣誓する折尾愛真の渡邉主将(25日午前9時ごろ)
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