福知山市猪崎、三段池公園にある市児童科学館で18日から、「世界の昆虫展」が始まった。色鮮やかな羽のチョウや大きなカブトムシなど約6千点を収めた標本箱がずらりと並び、夏休みを迎えた小学生たちが訪れ、じっくりと観察している。8月30日まで。
市自然科学協力員会理事の吉井雅宏さん(81)=北栄町=が収集し、今春市に寄贈したもので、今回はそのほとんどが展示された。
羽が青い金属光沢をもつ南米の「モルフォチョウ」や羽にフクロウの目玉のような模様がある南米の「フクロウチョウ」、羽を広げた長さが24センチほどあるアフリカの「ドルーリーオオアゲハ」などのチョウ類が中心に並ぶ。
このほか与那国島で初めて発見された世界最大の餓「ヨナクニサン」や大サソリ、大ナナフシ、世界最大級のカブトムシ「ヘラクレスオオカブト」「コーカサスオオカブト」なども見ることができる。
母親と友だちの3人で来館した大正小学校1年生、足立光希君(6)は「大きなカブトムシが格好よかった。自分でも捕まえてみたい」と話していた。
入館は有料。開館時間は午前9時から午後5時(入館は4時30分)まで。毎週水曜休館。
写真=美しい色のチョウを観察する子どもたち
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