おいしい桃の産地、福知山市山崎地区で、収穫が始まっている。今年も昨年同様に生育に適した天候に恵まれ、甘い実ができているという。18日から現地で販売を始める。
地元の農家らでつくる山崎桃生産組合が栽培。桃園は約1・5ヘクタールあり、250本ほどが植えられている。
今年は梅雨時期に適度な雨と日照りがあり、順調に実が育ち、糖度は高いとされる14度程度あるという。
現在は「白鳳」という品種を収穫しており、今月末から「なつおとめ」、8月5日以降に晩生の「清水白桃」が出番を迎える。収穫は盆ごろまで。今年は約4トンを見込む。
販売所は桃園近くの府道沿いにあり、価格は1箱(1・5キロ〜4・5キロ)1500円から5千円まで。このほか4個入りパック500円と550円を用意している。
田辺克組合長(77)は「台風の上陸を前に、できるだけ多くの実を収穫しました。枝に支えの木を取り付けるなどの補強もしました。被害が無ければいいのですが」と話している。
写真=収穫された山崎の桃
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