日本一の砂浜海岸づくりを進める京丹後市は、「海の京都博」が始まる18、19両日に網野町浜詰、夕日ケ浦海岸で様々なスポーツ、レクリエーションを楽しむ「ビーチスポーツフェスティバル」を開く。体を動かすだけでなく、のんびり浜辺で読書を楽しむ企画もある。

　中心となるのはビーチバレーボール。砂浜のコートでプレーする五輪種目で、18日午後2時から3時にかけてビーチバレースクールがある。小学生以上を対象として無料。当日会場で受け付ける。

　19日は男女混合4人制による「朝日健太郎カップ」。エキスパート部門と初心者のビギナー部門に分け、午前9時から予選を始め、本選を午後に行う。ゲストに、バレーからビーチに転向し、Ｖリーグ3連覇、ビーチ国内9連覇を達成した朝日健太郎さん、女子のビーチ人気を高めた浅尾美和さんを迎える。

　このほかボードに立ってパドルで漕ぐ新しい水上スポーツのスタンドアップパドルボード、ビーチ相撲、ビーチサンダル跳ばし、ライフセーバーの遊佐雅美さんをゲストに迎えてのビーチフラッグスがある。

　それぞれ午前10時からで、参加無料。事前申し込みは必要なく、会場アナウンスで参加希望者を募る。日本ビーチ文化振興協会主管。

■ゆったり読書を　学生たちが日よけを作り■

　ゆったりと浜辺で過ごしたいという人には、「海辺図書館」がオープンする。18日午後1時から5時にかけてと、19日午前9時から午後4時まで。日本大学の学生たちが竹を組み合わせてパーゴラ（日よけ）を作り、思い思いに読書を楽しめる空間を作り出す。無料。

　雑誌など数点を用意するが、お気に入りの本を持参すると、より楽しめる。

■夜は「海の京都博」　光と音と噴水幻想的なショー■

　また同じ会場で、19日午後6時50分から、「海の京都博」のウオータープロジェクションショーがある。光と音楽、噴水が織りなす海辺ならではのショータイム。

　福知山踊振興会など4市の団体が踊りや太鼓を披露した後、「日本最大規模」という巨大な水のカーテンに、幻想的な映像を浮かび上がらせる。終了は午後8時15分ごろの予定となっている。

　これも申し込みの必要はなく、無料。


写真＝ビーチバレーのゲスト、浅尾美和さんと朝日健太郎さん