国蝶で、環境省レッドリストの準絶滅危惧種、オオムラサキを飼育している福知山市厚中問屋町の写真愛好家、大地洋次郎さん宅に29日、新庄の一成保育園(上野富美枝園長)の年長組園児18人が訪れ、間近で成虫を観察した。
大地さんは自宅に飼育小屋を造り、15年前からオオムラサキを育てている。今年はすでに300匹ほどが羽化している。
最初に大地さんからオオムラサキが卵から幼虫、さなぎ、成虫へと変わる生態について教わった。このあと4、5人ずつで小屋の中に入り観察。美しい青紫色の羽をばたつかせるような飛び方などを見た。
園児たちは大地さんからオオムラサキを手や頭の上にのせてもらうと、中にはおっかなびっくりの子もいたが、顔を近づけて「色がきれい」などと言い、羽の模様などを眺めていた。
写真=オオムラサキを手などにとまらせてもらい、じっくりと観察する園児たち
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