福知山市東羽合、京都共栄学園中学・高校主催のサッカークリニックが25日夜、土の福知山フットボールフィールドで開かれた。小学生たちがイングランド・プレミアリーグチーム「クリスタル・パレス」U9〜12のコーチ、ジョン・フィリップスさん(30)から技術を教わった。
ジョンさんは11年にも福知山を訪れ、教室で市内の小中学生を指導した。今回は市内と京丹後市の少年サッカーチームに所属している小学5、6年生45人が参加した。
ドリブルの練習から始め、基本的な技術を学んだ。このあとミニゲーム方式で、後方からのパスを半身の状態で待ち、攻撃方向を向きやすくする構えの「ハーフターン」の練習もした。
ジョンさんは自らもハーフターンからのパスをやって見せ、児童たちに素早く動くタイミングなどを指示した。
ジョンさんは児童たちを前に「日本人は高い技術を持つが、試合で生かしきれていない」と指摘し、「ドリブルやパスなど、プレーの選択肢はたくさんあるので、試合で試してほしい」と話した。
福知山FCに所属する昭和小5年、三宅君は「サッカーの基本のドリブルやパスの仕方を分かりやすく教えてもらえてよかったです。試合で1対1になった時などに生かしたい」と話していた。
写真=児童たちに的確なアドバイスをするジョンさん
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