21日午後8時ごろ、福知山市観音寺の舞鶴若狭自動車道を走っていた車からタイヤが外れ、交差して下を走るJR山陰線の線路上に落下。その約15分後、上り線の園部行き普通列車がはねて巻き込み、約100メートル走って緊急停止した。一連の事故でけが人はなく、列車は約2時間後に運行を再開した。
観音寺付近の自動車道高架橋を綾部舞鶴方面に走っていた乗用車の後輪タイヤがホイールごと外れ、対向車線のトラックに衝突したあと落下したという。
JR西日本福知山支社によると、事故後、福知山−綾部間で運転を見合わせてレールに異常がないかなどを調べ、下り線が午後10時ごろ、上り線は午後10時20分ごろに運転再開した。
この事故で普通列車3本が運休(一部部分運休)、特急、普通計8本が20分から約2時間遅れ、約540人に影響が出た。
現場近くの住民は「飛行機が落ちてきたようなすごい音がして外に出ました。何事かと思ったけれど、まさかタイヤが降ってくるとは」とびっくりしていた。
写真=自動車のタイヤを巻き込んで緊急停止した列車(21日午後9時ごろ撮影)
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