福知山市石原で飲酒運転の車が通学中の高校生に衝突し、約1キロ引きずって重傷を負わせる事件が発生(昨年6月2日)してから1年が過ぎた。福知山署などは16日、事故現場付近の石原交差点で街頭啓発し、ドライバーたちに飲酒運転根絶を強く訴えた。
通勤などで交通量の多い午前7時30分ごろから実施。同署や市交通対策協議会、福知山交通安全協会などから34人が集まり、「飲酒運転根絶」「スピード落とせ」などと書いたパネルを掲げ、安全運転を呼びかけた。
また、児童や生徒たちにもあいさつや声掛けをして、安全に通学できるよう見守った。
同署の横川泰浩・交通課長は「先日も、北海道で飲酒による悲惨な事故が発生したこともあり、福知山での昨年の事故を風化させてはいけないという思いで、飲酒運転根絶と事故防止を啓発しました」と話していた。
写真=事故現場でパネルを掲げ、飲酒運転根絶などを訴えた
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