天体の動き、空の情景を漆器にうつし込んだ作品を集めた「天の象」展が、福知山市夜久野高原、道の駅農匠の郷内、市やくの木と漆の館ギャラリーで12日から始まった。
展示しているのは南丹市日吉町に工房urujyu(ウルジュ)を構える宮崎愛さん。間伐した竹や杉、紙テープのクラフトバンドなど様々な素材に漆を塗り重ね、銀粉や螺鈿などを使って星の軌跡、稲光などを表現している。
飾っておくのではなく、使うことを前提とした製作をしていて、使い込むごとに模様が変わっていく手法を凝らしている。
食器、茶道具、花器など約30点を展示。会期は7月12日までで、今月13、28日と最終日は会場に作家滞在。施設は水曜休館で、ギャラリー見学は無料。
写真=星や空の情景を作品に込める宮崎さん。約30点を展示している
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