アイガモ農法で無農薬のもち米栽培に取り組んでいる福知山市下地の中六人部小学校(小林智子校長、34人)は9日、近くの学校田でアイガモの入田式を開き、1年生6人が1羽ずつ放した。児童が世話を続ける。
雑草や害虫を食べる習性を生かした農法で、安心安全なもち米を作ろうと同校では毎年、アイガモの力を借りている。
アイガモは口田野の農業、由良春夫さん(66)、恵子さん(56)夫妻から借りた生後2週間の6羽。児童たちは同校を訪れた恵子さんと一緒にそっと田んぼに入れた。アイガモは苗と苗の間を泳ぎ、さっそく伸びてきた雑草を食べ、“農作業”に精を出していた。1学期が終了する7月17日まで活躍する。
吉見聖君は「アイガモは柔らかかった。大きく育ってほしい」と話していた。
写真=1年生が1人1羽ずつアイガモを放した
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