福知山市東羽合、京都共栄学園高校1年の芦田実里さん=東岡町=が、京都市内で開かれた第51回全国高校将棋京都府選手権大会(日本将棋連盟、全国高校文化連盟など主催)の女子個人の部で初優勝し、全国大会へ駒を進めた。全国大会では「一戦一戦を大切に、悔いのない将棋を指したい」と意気込んでいる。
芦田さんは小学3年生のころ、父親から駒の動かし方を教わったことで興味を持ち、週1回、大阪の将棋会館に通ったり、インターネットで対局したりして腕を磨いてきた。現在3段の腕前。
中学・高校合同の将棋同好会に所属しており、バタビアコースの勉強と大好きな将棋を両立して、頑張っている。
府選手権大会の女子個人には15人が参加。実力ができるだけ正確に反映されるように考えられた変則リーグ戦のスイス方式で6回戦リーグを行った。張りつめた空気の中、平常心を心掛けて臨んで全勝。同好会の顧問・谷垣伸さん(33)は「最後まですごい集中力でした。全国大会でも活躍してくれると期待しています」と話す。
芦田さんは「府大会では優勝を目指して指しました。家族や友だちも応援してくれているので、全国でも頑張りたい」と気を引き締めている。
全国大会は7月28、29両日に滋賀県米原市で開かれる。
写真=全国大会へ駒を進めた芦田さん
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