26日午後1時30分ごろ、福知山市長田野町一丁目の市道多保市土師線の路面が陥没し、幅、長さ、深さ約3メートルの穴があいた。現在、市が現場付近を通行止めにして復旧へ向けた対応を進めている。
■通行止め 復旧に数日■
現場は、長田野工業団地の日本製紙クレシア京都工場とカワイ電線福知山工場の間を通る市道で、市職員が通りかかった際にくぼんでいるのを見つけ、その後陥没した。
市が調べたところ、現場の約3メートル地下には1972年に敷設した下水のコンクリート管(直径70センチ)があり、この上部が破損して下水が漏れ出していた。漏れた水が道路下の土を洗い流して市道の一部が陥没したとみられるという。
陥没の少し前に通りかかった車両1台が段差でパンクしたが、けが人はなかった。下水管の水は流れており、日常生活に支障はないという。
市下水道課は、掘削して破損状況などを調べ、復旧工事をすることにしており、完了までには日数を要するとみている。
写真=約3メートル四方の穴があいた現場の道路
[PR]
株式会社両丹日日新聞社 〒620-0055 京都府福知山市篠尾新町1-99 TEL0773-22-2688 FAX0773-22-3232
著作権
このホームページに使用している記事、写真、図版はすべて株式会社両丹日日新聞社、もしくは情報提供者が著作権を有しています。
全部または一部を原文もしくは加工して利用される場合は、商用、非商用の別、また媒体を問わず、必ず事前に両丹日日新聞社へご連絡下さい。