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両丹日日新聞2015年5月24日のニュース

学童選手のひじ関節検査にエコー導入 市野球協会

エコーで検査 福知山市野球協会(福間誠一会長)は、市内の学童野球チームの選手たちを対象に、毎年関節機能検査をしている。野球選手が最も使う肩やひじの炎症などを早期に発見し、早く治療することで長くスポーツができるようにと医師らの協力を得て開いているもので、今年で21年目。今回初めて超音波(エコー)検査機器を導入した。

 これまでは触診などを中心にしていたが、今年からは、けがの箇所などをより詳しく調べることができるよう、超音波検査も採り入れた。

 17日に三段池公園内の市武道館で市内17チームの選手254人が受診。市医師会の医師5人と府立医科大学の整形外科医6人が協力し、最初にひじの触診をしたあと、小型の超音波検査機器を使って診察した。

 触診で痛みやはれが見つからない場合でも、超音波検査で悪いところが分かることがあり、今回の検査で骨の異常などが見つかった児童もいた。異常があった児童たちには再検査を受けるよう勧めた。

 佐賀ドリームズの代表を務める大槻哲也さん(49)は「(超音波検査は)非常にありがたいです。子どもたちの今後のことを考えると、よく診てもらったほうがいいと思うので、来年以降も続けてもらえれば」と願っていた。


写真=エコー検査機器でしっかりと診てもらった

    

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