福知山市北山の久岡正弥君(6)=上豊富小学校1年=が17日、自宅近くの小川で白いサワガニを見つけた。正弥君は、以前からサワガニ観察をしているが、「初めて見た」といい、家族も真珠のような色のサワガニに目を丸くしている。
爪や足は白く、甲羅は薄い灰色。正弥君が石の間へ逃げた赤いサワガニを捕まえようと、石を動かしてみたところ、赤、白2匹が一緒にいたという。
そっと捕まえて、父親の幹生さん(38)と母親の直美さん(35)、兄の柚月君(13)、姉の千夏さん(10)、千紗さん(9)に見せた。すると、「これ珍しいんじゃないの」と、みんなびっくりした。
市自然科学協力員会の久後生歩さん(61)=綾部市=によると、「先天的に体の色素が抜けたアルビノではないかと思われます。フナやナマズなどは見たことがありますが、カニはないですね」と驚いていた。
現在、白いサワガニは虫かごに入れ、正弥君らが大事に世話しているが、直美さんは「しばらくしたら、元の場所に戻してやりたい」と話している。
写真=正弥君が見つけた白いサワガニ(右)。左が普通のカニ
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