福知山市内の街角の黒板に、子育ての手掛かりや人権尊重、青少年健全育成などにつながる文章を手書きする「こだま教育推進員」の感謝状贈呈式が20日、駅前町の市民交流プラザふくちやまであった。対象者は5年間継続している28人。
黒板は358カ所あり、市教育委員会教育研究室の職員が考える文章を、推進員が毎月1日と15日の月2回書いている。1978年から始まり37年続く福知山独自の啓発活動。88年の京都国体の時には「黒板のあるまち」として来福者の間で話題になったという。
市心の教育実践活動中央本部長(荒木徳尚教育長)が、近年になって5年間継続している推進員を対象にたたえている。
対象者は吉田豊さん(81)=下新町=ら。贈呈式には8人が出席し、始まったころから継続している吉田さんは、「人に読んでもらいやすい字を書こうと心掛けています」と話していた。
吉田さん以外の対象者は次のみなさん。1人は辞退、1人は名前非公表。
高木陽子(内記)、松田知子(菱屋町)、土田光男(西町)、伊東恵美子(寺町)、足立ふじ子(前田)、芦田政春(小松ケ丘)、森下慈真(下猪崎)、大槻美佐子(観音寺)、片岡敬一(牧)、大槻厚子(波江)、桐村毅(住所大山)、岡田千鶴子(中佐々木)、高山真知子(同)、久世真理(一ノ宮)、山岡昌子(同)、藤原義章(田和)、澤田芳和(坂浦)、佐竹勝子(上野条)、端野勉(長尾)、浅野厚子(私市)、松田弥生(印内)、芦田和代(大池坂町)、松山五良三郎(夜久野町田谷)、片山知彰(同桑村)、稲垣智子(同向)
写真=出席した8人が感謝状を受けた
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