福知山市勅使の天津保育園(藤田眞由美園長)の5歳児12人が「ちびっ子桃太郎」に扮し、福知山署員らをお供に高齢者宅を回って、交通事故という鬼を退治しようという「交通安全ももたろう作戦」が18日、上天津地区であった。
春の全国交通安全運動(20日まで)の一環で、福知山署が高齢者の交通事故防止対策を目的に企画し、園に協力を依頼した。
署員、福知山地域交通安全活動推進委員、保育士ら大人約10人と一緒に、上天津地区の高齢者宅37戸を手分けして回った。
園児たちは、手作りした府警のマスコットキャラクター「ポリスまろん」と「ポリスみやこ」のお面をつけて訪問。似顔絵などを描いた交通安全メッセージカードを、啓発物品と合わせて「交通事故に気を付けてください」と声をそろえて高齢者に手渡した。
可愛い交通安全桃太郎たちに注意を促された高齢者たちは、にっこり。勅使自治会長の大槻昭男さん(75)は「地区内は国道175号が走り交通量が多いです。小さな子どもたちを悲しませないためにも、安全運転に気を付けなければいけませんね」と笑顔で気持ちを引き締めた。
写真=可愛らしい交通安全桃太郎に高齢者もにっこり
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