春の全国交通安全運動が11日に始まった。20日まで。子どもと高齢者の交通事故防止を基本に、自転車の安全利用の推進（特に自転車安全利用五則の周知徹底）▽全ての座席のシートベルトとチャイルドシートの正しい着用の徹底▽飲酒運転の根絶を重点に関係各機関が取り組む。

　交通安全運動開始を前に、福知山署は10日、福知山市駅前町の市民交流プラザふくちやま前の広場などで運動のスタート行事をした。

　約100人が参加。第1部では福知山幼稚園の5歳児2人が「ぼくたちも交通ルールを守ります。車も安全運転をしてください」と元気に交通安全宣言をした。

　続いて京都府警音楽隊の演奏とカラーガード隊の演技があった。音楽隊はＪポップや演歌などを演奏し、カラーガード隊が、いきものがかりの「気まぐれロマンティック」に合わせてダンスをしたり、きびきびした動きでフラッグ演技を披露した。園児が前に出て妖怪ウォッチのようかい体操の曲で踊る一幕もあった。

　第2部では、参加者らがカラーガード隊や音楽隊を先頭に駅前から西方へ花水木通りを約300メートルパレードして交通安全を啓発した。

　運動が始まった11日早朝には、市内各所で関係団体の人らが道路沿いに立ち、ドライバーらに安全運転を呼びかける取り組みをした。

　取り組みには、福知山交通安全協会や福知山地域交通安全活動推進委員協議会の会員らが参加。「シートベルト」「携帯電話×」などと書かれたイエローカードを示すなどして事故防止を啓発した。


写真＝パレードをして交通安全運動のスタートをPRした