日本女子プロ野球リーグの第1回投手部門月間MVPに、福知山市出身の植村美奈子投手(京都フローラ)が選ばれた。次回登板予定は9、10両日に丹波市の春日スタジアム(春日町下三井庄)で開催の対兵庫ディオーネ戦。9日の登板が有力だという。
月間MVPは今年から始まった表彰制度。スーパーバイザーの太田幸司さんらが投票して、その月に最も活躍した投手と打者を選ぶ。今期は3月下旬に開幕したため、4月度は3月と4月の活躍を合わせて選出した。
第1号に選出された植村投手は、コントロール、テンポとも良く、ここまで4試合に投げて2完投を含む3勝で負けなし。チームが連敗していた時には、気迫のこもった投球でチームを勝利に導くなど奮闘。現時点でのチーム1位に大きく貢献した。
庵我小学校、桃映中学校から神村学園高校に進んでプロ入りし、今年5年目になる。
昨年はリーグ2位の防御率1・71で自己最多の8勝をマーク。太田幸司賞を受賞するなどリーグを代表する投手に育っているが、今回のMVPを、「チームのみんなが守って打ってくれ、ファンの声援がピッチングの後押しをして下さったからこそ。現状に満足せず、まだまだ上を目指し日々努力したい」としている。
打者部門のMVPは埼玉ストライアの中野菜摘選手だった。
植村投手の京都フローラには、福知山成美高校出身の金山亜莉紗外野手も、背番号1を着けて活躍中。
9、10両日の公式戦は兵庫ディオーネのホーム戦だが、二人の凱旋試合でもあり、注目を集めている。
9日は午後6時、10日は午後6時30分プレーボール。全席自由で一般1千円、高校大学生500円、中学生以下無料。前売り(各100円引き)はチケットぴあで。
写真=4月のMVPに選ばれた植村投手
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