新茶を摘み取る作業が始まった。福知山市茶生産組合連合会(勝田孝男会長)が、大江町二箇の茶園で品評会に出品する玉露用の茶摘みをスタートさせた。生産農家ら約45人が、薄緑の茶葉を手で丁寧に摘み取っている。
福知山はこれまでから全国茶品評会かぶせ茶部門で産地賞第1位になっていて、2年続きで水害に見舞われた昨年でも、2年連続で産地賞3位を獲得している。
二箇の茶園は由良川筋に約7アールある。初日の6日は、午前7時30分ごろから府中丹西農業改良普及センターやJA京都にのくにの職員らも遮光ネットの下に入り、腰を曲げて作業。摘み取った茶葉を、手に持っているかごに入れていった。激励に訪れた松山正治市長も「全国優勝を目指して丁寧に摘んでください」とあいさつし、一緒に茶摘みをした。
組合員の井田光彦さん(58)は「色も良く、出来はまずまずです」と話していた。
8、11両日も土の茶園で行い、計120キロを摘むことにしている。
写真=松山市長(手前)も一緒に茶葉を手摘みした
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