「道路の危険な側溝にふたを」「ガードレールを」など、京都府が住民から小規模工事の提案を受ける「府民公募型整備事業」の受け付けが、いま行われている。期間は5月29日まで。福知山市からも毎年多くの事業が採択されている。
対象となるのは、府が管理する道路、河川、学校・公共施設など。工事の内容は、身近な安心安全につながる小規模な改修工事や修繕工事(舗装補修、歩道の段差解消、信号機や横断歩道の整備など)、景観美化(道路照明施設、ガードレールなど防護柵の取り替え・再塗装、橋の高欄取り替えなど)。
昨年度は府全体で9941件の提案があり、6585件が採択された。うち福知山市では旧市で72件(採択54件)、三和町36件(同28件)、大江町32件(同22件)、夜久野町22件(同18件)の計162件が提案され、75%にあたる122件が採択された。
上豊富地区では小学校PTAが、通学路になっている石場の国道429号改修を要望。歩道が狭く、でこぼこがあって雨が降ると水がたまって歩きにくかったが、昨年度に92メートル区間を改修し、安心して歩けるようになった。
提案書は篠尾新町の府福知山総合庁舎内、中丹西土木事務所に置いている。問い合わせも同事務所、電話(22)5811。
写真=狭く歩きにくかった国道の歩道(上)が、水はけが良く歩きやすくなった(下)
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