2年連続の水害で浸水被害にあった福知山市蛇ケ端、福知山城周辺にぎわい創出施設・ゆらのガーデンが1日、約8カ月ぶりに営業を再開した。昨年の8月豪雨災害後、撤退した店舗に代わって出店した4店を含む全7店舗が一斉オープンした。
ゆらのガーデンは、国の認定を受けた市中心市街地活性化基本計画の皮切りとなる事業で、飲食や雑貨などの7店舗とナチュラルガーデンの融合で、12年4月にオープンした。しかし、一昨年の台風18号、昨年の8月豪雨で店舗が浸水被害に見舞われてその都度休業していた。
式典が午前9時30分からあり、行政、経済界、地元自治会などの関係者約50人が出席。運営管理をする福知山まちづくり会社の芦田卓社長が「12年4月のオープン以来順調に集客をしていた矢先の2年連続の被災で壊滅的な被害を受けたが、再びまちのにぎわいと活性化につながるよう、末永くご愛顧いただきたい」とあいさつした。
続いて、市中心市街地活性化協議会の谷村紘一会長が再開を喜び、「再興に向けて市民みんなで盛り立てていこう」と呼びかけた。
くす玉を割り、全店舗が午前10時30分に一斉オープンした。
3日午前10時からは、芝生広場でこども音楽会を催す。
写真=営業再開を祝いくす玉を割った
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