福知山市大江町二俣の和紙伝承館で、大江出身の書家、大江甲拾さん(75)=名古屋市在住=が指導する「書道の体験講習会」が開かれ、定員いっぱいの15人が受講した。来福中のフランス人も筆を握り、和の文化に親しんだ。
伝承館で29日まで大江さんの作品展を開いていて、一般の人が直接指導を受けられる書道体験講習会をと26日に企画した。
三和町上川合で沢田さやかさんが経営する古民家の宿・ふるま家に滞在中のフランス人3人も参加。外国人にも手ほどきをしたことがあるという大江さんが、日本語と英語を織り交ぜて教えた。
シルバン・マサリンさん(32)は空手有段者。大江さんの指導で「空手道」の文字を書き上げた。書道初体験のマサリンさんは「字の幅やバランスが難しいけれど楽しい」と話していた。
写真=大江さん(右)の指導を受けるフランス人参加者
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