福知山市大江町金屋の大江高校(永井正樹校長)は、14年度の進路状況をまとめた。就職では全国商業高等学校協会の簿記やビジネス文書に関する資格などを生かし、全員の採用が決まった。
卒業生110人の内訳は、進学69人、就職37人、その他4人だった。
進学に関しては、関西、京都産業、龍谷、京都学園などの4年制大学に16人。ビジネス科学科は、さらに学ぶため、商学部を中心に進学が多かった。
短大は保育や栄養関係の学科を中心に、華頂、湊川、大阪女子などに13人が進んだ。
専門学校は、京都建築大学校、神戸製菓、京都コンピュータ学院などに40人。このうち5人は看護師をめざして舞鶴医療センター付属看護などに進んだ。福祉関係への進学も多い。
就職は厳しい状況が続いたが、9月の就職解禁日からしばらくの間に、希望者のうち約60%が内定を得た。その後は粘り強く活動を続け、3月中ごろまでには全員が内定した。
地元志向の傾向があり、事務系では近畿労働金庫、京都丹の国農協、クラシエフーズ、長田野ガスセンターなど、製造では武田ヘルスケア、日東薬品工業、ケンコーマヨネーズなどに就職を決めた。運輸系ではウィラートレインズに1人、公務員では陸上自衛隊に2人が進んだ。
坂田剛・進路指導部長は「進学は指定校推薦などで、11月ごろには決まる生徒が多かった。履歴書の書き方、面接など就職の対策は4月から始めた。最後まであきらめず頑張ったことで、全員の採用が決まった」と話している。
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