福知山市正明寺の福知山淑徳高校(山口剛校長)は、14年度の進路状況をまとめた。調理やアパレル、福祉など、6系列の専門性を生かして選択する生徒が多く、3月初旬までに進学、就職とも、全員の進路が決まった。
卒業生156人のうち、進学は73人、就職は72人、その他(家事手伝いなど)は11人となった。
進学の内訳は、大学が大阪青山、大阪学院、甲子園、日本福祉など12人、短期大学が芦屋学園、大阪学院、大阪芸術など19人、専門学校がエコール辻大阪校、大手前製菓学院など42人。7割近くの生徒が専門分野に進学した。自分の将来を考え、作業療法士や管理栄養士、初等教育の教諭などを目指して、進学先を決める生徒が多かった。
就職では、調理、介護、接客などを中心に進んだ。中には就職が難しい専門系列もあったが、アパレル、調理、福祉系列の生徒の多くは、専門性を生かした職に就くことができた。
厳しい中だが、就職活動解禁後の9月の試験で、75%ほどが内定を得た。地元就職は、これまでの企業に加え、新たに7社から採用があった。
御前元成・進路指導部長は「6月には模擬面接を始め、声出しからあいさつまで、きちんとできるように指導しました。2次就職試験は厳しかったですが、女子を中心に前向きに頑張ってくれました」と話す。
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