京都府議会議員選挙は12日に投票が行われ、定数2の福知山市選挙区で無所属の大橋一夫氏(61)=民主推薦=が得票率50%近い1万3870票を獲得し、3選を決めた。自民党の井上重典氏(68)も8707票を得て2度目の当選を決めた。
福知山市選挙管理委員会は午後9時5分から開票を始め、午後10時に中間発表。開票率92.80%の段階で、大橋氏が1万3600票を数え、トップ当選が確実となった。続いて井上氏が8200票で当選ラインを超えた。
喜びにわいた大橋氏の選挙事務所(篠尾新町)。大橋氏は10時過ぎに姿を見せ、詰めかけた支持者たちに大きな拍手で出迎えられて、万歳を繰り返した。「議員の立場をいただくことが目的ではない。これが出発点だ。実(じつ)を持った政治を全力で行っていく」。決意を述べるとまた一段と大きな拍手がわいた。
福知山市選挙区には、ほかに共産党の大槻公一氏(61)、無所属の衣川元嗣氏(35)が立候補していた。
確定得票数は次の通り。
当選 大橋一夫氏 1万3870票
当選 井上重典氏 8707票
大槻公一氏 4785票
衣川元嗣氏 815票
12日午後10時25分結了
投票率44.80%、投票者数2万8665人
写真=大量票で3選を果たし、万歳を繰り返す大橋氏(12日午後10時すぎ、篠尾新町の選挙事務所で)
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