12日投開票の京都府議会議員選挙は早くも中盤に入った。運動期間中で唯一の日曜となった5日、福知山市選挙区で立候補した4氏の陣営は市内各地を回り、「一票」を求めて有権者に熱く訴えた。

　福知山お城まつりの2日目にあたり、メーン会場の御霊公園（中ノ）やその周辺は多くの人たちでにぎわったが、各陣営は会場そばでの訴えはなるべくしないように心掛けた。

　ある候補者は「みなさんが楽しんでおられるところに行ってマイクでしゃべるのは、こちらの身勝手で良くない」と言い、選挙カーのコースを考えながら、支持を求めていた。

　選挙カーが会場に近付くと、スピーカーの音量を落とす陣営もいて、まつりに来た人たちに対しての気遣いがみられた。


写真＝街頭で政策などを訴える候補者（写真の一部を加工しています）