福知山市大江町仏性寺の大江山周辺で、マンサク科の落葉低木、ヒュウガミズキが開花している。枝いっぱいについた黄色い花が春の到来を告げる。
大江山のヒュウガミズキは、植物が育ちにくいとされる蛇紋岩地帯に多く分布している。市では閉山となった大江山の河守鉱山跡地にヒュウガミズキを植え、花と緑でいっぱいにする取り組みを続けており、市民らが育てた苗木を植樹している。
仏性寺の日本の鬼の交流博物館では、駐車場そばに約10本あり、1週間ほど前に咲き始めた。
現在7分咲きで、見ごろは4月上旬まで。博物館職員の堂北ゆかりさん(32)は「花は小さいですが、近くで見るとかわいいです。ようやく春が来たなと感じます」と話している。
写真=鬼博駐車場そばで咲くヒュウガミズキ
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