左官職人からタイルアート作品づくりを学ぶ授業が13、16両日、福知山市三和町菟原中、菟原小学校(善積里美校長)であり、1年生6人が世界に一つだけの作品を仕上げた。
講師は府立福知山高等技術専門校(旧福知山職業訓練校)で31年間、タイル張りの指導をしていた横田文雄さん。菟原小では8年前から教えている。
横田さんは形、色、模様が様々なタイルを用意。児童たちは富士山や魚などをイメージして、18センチ四方の板に好きなタイルを選んで配置し、接着剤で張り付けた。
横田さんが目地を埋めるように着色料と水をまぜたセメントをコテで塗ると、児童たちは「格好いい」と歓声。新聞紙を置いて水分を吸い取り、タオルできれいに拭いて完成させた。
西村仁君は「結構難しかったけど、上手にできてうれしかった」と話していた。
横田さんは「昔の家にはタイル張りの風呂場や炊事場があったことを伝えることができたら」と話していた。
写真=横田さんがセメントを塗る作業を見る児童たち(16日)
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