若狭の食に関する歴史・伝統・文化と魅力を伝える小浜市立御食国若狭おばま食文化館(川崎三丁目)が、14日にリニューアルオープンする。14、15両日には記念イベントが行われる。
市は一帯を「海の駅」として整備活用することにしていて、その拠点施設にふさわしく市内の食情報、観光情報発信機能の充実をと、リニューアル工事を行うことにした。
館内展示を一新。子どもたちが楽しめる参加型展示を充実させた。
隣接するエリアには芝生公園「海のガーデン」を整備。近くにある、地元の魚介類が購入できる市水産食品センター(若狭小浜お魚センター)には、買った鮮魚や干物をその場で食べられる「七輪焼き広場」を整備する。
リニューアルオープンの14日は午前10時から式典があり、10時30分から一般開放。石毛直道名誉館長らによるギャラリートークが始まる。11時30分から東京・京都・小浜の雑煮食べ比べ大試食会。各先着70食を用意する。
正午からは、お魚センターの七輪焼き広場で、小浜醤油干しの試食会も。
このほか14、15両日は午前10時から午後4時までトンボ玉、革製品などの手作り品が集まる「クラフトマーケット」、午前10時から午後2時まで受け付けの若狭伝統工芸無料体験がある。小中学生が対象で、若狭塗(箸の研ぎ出し)、若狭めのう(ペンダント、キーホルダーにする)を体験できる。混雑時は待つ場合がある。
食文化館は入館無料。水曜休館で、祝日の場合は開館して翌日が休み。時間は午前9時から午後6時(12月−2月末は午後5時まで)。電話0770(53)1000。
また館内には温浴施設「濱の湯」もある。時間は午前0時までで大人600円、小学生以下300円(3歳未満無料)。
写真=食にまつわる歴史・文化や、伝承料理などを紹介する御食国若狭おばま食文化館
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