小学校6年生たちが中学入学前に交流する「ミツウマ杯第12回地域対抗少年野球大会」が、7日から福知山市の三段池公園多目的グラウンドで始まった。市内の学童チーム卒団生のためにと始まった大会だが、参加希望地域が広がり、今では北近畿各地からチームが集うようになった。実行委員会主催、両丹日日新聞社後援。
秋の公式戦が終わり、学童野球チームを卒団すると、6年生たちは中学校に入学して部活が始まるまでボールに触れる機会が無いため、半年近い練習空白期間ができてしまう。そこで春先に交流大会を設け、学童チームの枠を超えて一緒に練習する場をと、学童野球関係者たちが開いている。今年は地元福知山市のほか綾部市、宮津市、京丹後市、与謝野町と兵庫県の丹波市、朝来市、養父市から、受け入れ可能な最大数の計17チームが参加している。
勝敗よりも交流を第一にしていて、選手全員が交代して出場するルール。塁間や使用ボールは中学生規格のものを使用し、投手は変化球を解禁し、投球回数制限を設けている。初日にゾーン戦、8日に同会場でトーナメント戦を行う予定で、各チーム4試合戦う。予備日は14日。
複数の学童チーム出身者で一つのチームを作っているため、ユニホームはバラバラ。それでも合同練習を重ねてきたためチームワークは良い。初戦から声を掛け合いながらの好プレーが続いていた。
写真=3チーム出身者で作る日新トリプルSの大沼諒祐主将が開会式で「最後の一球まで全力でプレーします」と選手宣誓(7日午前8時すぎ、三段池公園多目的グラウンドで)
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