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両丹日日新聞2015年3月 2日のニュース

雨の中105チームがたすきつなぐ 第22回市民駅伝

第22回市民駅伝大会 早春の福知山の恒例イベント、第22回市民駅伝大会が1日、福知山市猪崎の三段池公園内で開かれた。朝から強い雨が降り、グラウンドがぬかるむ中での開催となったが、エントリーした111チームの内105チームが出場し、懸命にたすきをつないだ。

 福知山市、市教委、市体育協会が主催し、両丹日日新聞社が特別協賛した。

 多目的グラウンドを発着点に、大はらっぱ芝生広場を周回するコースで、第1走者は2・8キロ、それ以降の走者は2・4キロを駆ける4区間10キロで競った。

 チーム編成は、市内在住在勤の社会人4人。友だちや家族、職場の同僚ら、さまざまなつながりの人が参加し、中には幼稚園児の格好やアニメキャラクターなどのコスプレをして盛り上げるチームもあった。

 第1走者は予定通り午前10時30分の号砲でスタート。ランナーは応援に駆け付けた人たちから「頑張れ」「あとちょっと」などと声援を送られ、応えて精いっぱいの走りを見せた。

 雨が降り続く中での開催は、これまであまりなかったが、タイムには特に影響なく、全チームが全力を尽くした。

 総合優勝したのは「井本組疾風」。健脚ぞろいの前々回優勝チームだが、前回は準優勝で涙を飲み、今年は気持ちを引き締め直して臨んだ。他チームの第1走者に箱根駅伝出場経験者がいたため、2区以降で差を詰める作戦。狙い通り2番手で第2走者につなぎ、ここで1位に躍り出てからは独走状態。第3、4走者もリードを広げて2位チームに2分30秒以上の大差をつけて優勝を奪還。「追い上げる形は予想通り。全員で力を合わせて優勝できた」とガッツポーズを見せた。

 女子優勝は「ひめまつり」。職場の仲間らでつくり出場3年目のチームで、過去2大会は準優勝であと一歩が届かなかったが、悲願の初優勝をつかんだ。全区間で首位を走り、2位チームに約20秒差をつけてゴールテープを切った。「今年は反省会じゃなくて祝賀会ですね!」と喜びを分かち合い、打ち上げ会場に向かった。

 男女3位までの成績は次の通り。参加全チームの成績は後日紙面掲載。
 【男子】(1)井本組疾風32分07秒(2)輪っしょい34分44秒(3)ドラゴンダッシュ35分08秒
 【女子】(1)ひめまつり42分11秒(2)福知山JCチェリーズ42分30秒(3)三段池RCレディース43分52秒


写真=雨の中、多くの声援を受けて力走するランナー

    

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